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【事例】採用ショートドラマの成功例|保育園が問い合わせ258%・パーソルはTV比140倍

【事例】採用ショートドラマの成功例|保育園が問い合わせ258%・パーソルはTV比140倍

「採用にショートドラマって、本当に効果があるの?」——本記事は、公表されている実在の採用ショートドラマ事例とその成果を、出典つきで分析します。架空のシミュレーションではなく、実際に企業が取り組み、数字が出た事例から「なぜ効いたのか」を読み解きます。

成果サマリー(実在事例)

事例 公表されている成果
保育園「キートス」×ごっこ倶楽部 1,000万回再生超/問い合わせ258%増
パーソルHD×ごっこ倶楽部 リーチのコスト効率が既存TVの約140倍
ヤンマーHD(若年層認知) 縦型ドラマが大きな反響・公式アカウント3万フォロワー超

Q. 採用にショートドラマは本当に効くのか?

効きます。前提として、採用動画はすでに“当たり前”です。求職者の8割以上が採用動画を見るとされ(出典:moovy)、視聴で志望度が上がった人は6割以上、8割が「あった方がいい」と回答しています(出典:Lumii/GMOリサーチ)。その中で、説明型ではなく物語型(ショートドラマ)が、応募・認知の具体的な数字につながった事例が増えています。以下、実例で見ていきます。


1. 事例:保育園「キートス」— 問い合わせ258%、応募が全国から

千葉の認可保育園「キートス(荷物のいらない保育園)」は、保育士・保護者の想いを描いたTikTok縦型ショートドラマを展開しました(制作:ごっこ倶楽部)。「大切にしたい時間、ありますか?」といった日常の物語が共感を呼び、動画は1,000万回再生を超え、問い合わせ数は258%に増加。他県からの採用応募が実際に内定に結びつき、入園希望も増えたと公表されています(出典:ごっこ倶楽部 公式ケーススタディ)。

ポイントは、「働きやすさ」や「理念」を説明せず、現場の物語として見せたこと。求人広告では伝わらない“どんな人が、どんな想いで働いているか”が伝わり、共感した人が自ら応募・問い合わせに動いたのです。


2. 事例:パーソル — 採用ブランディングでTVの約140倍の効率

総合人材サービスのパーソルホールディングスは、「はたらいて、笑おう。」をテーマに、ゼロからTikTok公式アカウントを立ち上げ、「働く人の小さな喜び」を描く縦型ショートドラマを運用しました(制作:ごっこ倶楽部)。結果、リーチのコスト効率は既存のTV施策の約140倍に達したと報じられています(出典:GOKKO/PR TIMES)。

採用ブランディングは「広く・安く・好意的に知ってもらう」ことが要。物語型の動画は、広告に見えない形で大量のリーチを生み、コスト効率で従来手法を大きく上回りました。


3. 事例:ヤンマー — Z世代の認知を取り戻し、採用へ

農業機械大手のヤンマーホールディングスは、「ヤン坊マー坊天気予報」を知らないZ世代が増え、認知の低下が将来の採用に響くという危機感から、TikTok公式で前後編の縦型ショートドラマ「土の香り」を配信しました。同作は大きな反響を獲得し、公式アカウントは3万フォロワー超に育ったと報じられています(出典:日経クロストレンド)。

BtoB・製造業でも、人物の物語ならZ世代に届く——「採用母集団の手前にある“認知”」を、ショートドラマで作り直した事例です。

その他の採用事例

  • ごっこ倶楽部(自社採用):未経験から監督デビューするまでのリアルを発信し、求人ページへの流入が10倍以上に増加(出典:PR TIMES)。

これらに共通するのは、(1)制度や待遇を「説明」せず働く人・現場の物語を主役にしていること、(2)1本で終わらせずシリーズで関係を育てること、(3)応募の前段にある「認知・好意」までを設計していること——の3点です。

背景データ:これらを手がけたごっこ倶楽部は、SNS総フォロワー560万・累計再生100億回規模で、投稿の約76%が100万回再生を超えるとされます(出典:PR TIMES)。物語型動画が“届く”土台が、すでに整っています。


4. なぜ効くのか:求職者が“本当に見たい”もの

成功事例に共通するのは、「会社の説明」ではなく「働く実像の物語」です。これは調査とも一致します。採用動画調査(出典:moovy 2024)では、求職者が過去に見た動画は「会社説明・事業紹介」が最多な一方、本当に見たいのは「仕事紹介」「社員の1日の流れ」でした。企業がPRしたいことと、求職者が知りたいことがズレているのです(出典:moovy)。

尺の感覚も明確で、見ようと思う長さは「30秒未満」が最多(出典:moovy 2024)。別調査でも、学生の92%が採用動画を視聴し、見たいコンテンツは「事業紹介」54%・「社員インタビュー」50%・「社員の1日の流れ」50%と続きます(出典:プルークス×レバレジーズ/HRzine)。ショートドラマは、この「働く実像を、短く、感情を込めて」という需要にぴたりと噛み合います。


5. 成功事例に共通する“設計”

観点 説明型(よくある採用動画) 物語型(ショートドラマ)
主役 会社・制度・施設 働く人(現場の物語)
視聴者の感情 「ふーん」(情報処理) 「自分ごと」(感情移入)
冒頭 会社ロゴ・理念 続きが見たくなる場面
効果 認知・情報整理 志望度・応募・入社後の納得感
物語構造の選択
物語構造の選択

実例から見える学びは3つです。

  1. 主役を会社にしない。働く人の物語を“自分ごと”にする(キートス)。
  2. 広く届けるなら物語型。広告に見えない分、リーチ効率が高い(パーソル)。
  3. 採用の手前の「認知」も作れる。母集団形成の前段で効く(ヤンマー)。

6. 自社で始めるなら:採用ショートドラマの進め方

  1. 「誰に・どんな感情を」を決める:ターゲット(職種・年代)と、抱いてほしい感情(共感・憧れ・安心)を1つに絞る。
  2. “働く実像”を主役にする:会社の説明でなく「仕事紹介」「1日の流れ」を物語に(出典:moovy 2024)。尺は短く、冒頭3秒で引き込む。
  3. シリーズで関係を育てる:1本で完結させず、複数話で会社理解と好意を段階的に。

発注時に共有すべきは「目的・ターゲット・NG表現」の3つだけ。あとは制作会社が企画に落とし込みます(→制作会社の選び方制作費用の相場と内訳)。


よくある質問

Q. 採用動画とショートドラマは何が違いますか? A. 採用動画は情報の整理・伝達が中心、ショートドラマは「物語で感情を動かす」点が違います。志望度や応募を動かしたいなら物語型が有効です(採用動画視聴で志望度上昇は6割以上:Lumii/GMOリサーチ)。

Q. 中小企業でも効果は出ますか? A. 出ています。保育園「キートス」のように、規模が大きくなくても、現場の物語が共感を呼べば問い合わせ258%増のような成果につながります(出典:ごっこ倶楽部)。

Q. 何話くらい作ればいいですか? A. まずは3〜6話のシリーズが目安です。1本で完結させず、連続もので会社への理解と好意を段階的に育てます。

Q. 社員が出演しても大丈夫ですか? A. 可能ですが、“リアルさ”は俳優+演出で作る方が伝わることも多いです。出演者の二次利用の範囲は事前に確認してください。

Q. どんな尺・内容にすれば見てもらえますか? A. 求職者が見たいのは「仕事紹介」「社員の1日の流れ」で、尺は「30秒未満」が最多支持です(出典:moovy 2024)。会社の説明を長く語るより、働く実像を短い物語で見せる方が、最後まで見られます。


あなたの会社の「働く理由」を、一緒に物語にしませんか。

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出典

※各事例の成果は上記出典の公表値です。ヤンマーの個別数値は日経クロストレンド記事に基づきます。